プロフィール
- 性別:男
- 出身大学:国立大学大学院文系
- 前職:シンクタンク
- 前職在籍期間:2年
- 現職:総合系コンサルティングファーム
調べることが大好きであり、自然とシンクタンクを志望するように
―新卒でシンクタンクに入社された理由はなんでしょうか?
私は、学生時代から、とにかく色んなことを調べて知識を蓄えることが大好きでした。
こう話すと聞こえがいいかもしれないですが、実は勉強が得意で大好きなんですよね。(笑)
そんな自分のパーソナリティから、就職活動時にはシンクタンクしかないなと思いました。
実際に、複数社から内定をもらいまして、内定後の社員訪問などを通じて、最も自分と相性の良さそうだった企業へ入社することを決めました。
―実際、働いてみていかがでしたか?
やりたいことが予想通りできたので、非常に楽しかったです。
特に、海外出張を伴う調査案件にも恵まれ、語学もある程度伸びたのは意外な収穫でした。
ただし、シンクタンクは、大企業の子会社であるケースが多いので、親会社との付き合い方が難しかったですね。
特に一番衝撃的だったのは、親会社からの天下りで、やる気もスキルのない人が送り込まれてきたことですね。
プロジェクトのお荷物でしかなかったのに、親会社からの出向者だからといって横柄な感じでしたし、待遇もいいわけですからね。
こっちのモチベーションが下がりますよね。
調査の「次」への関与を求めて、総合系コンサルティングファームへ
―職場環境に不満はあれど、仕事内容的には充実されていた中で、なぜ転職されたのでしょうか?
調査をする、という仕事には満足だったのですが、その調査を活かした「次」のステップにも関与したいと思ったからです。
私の友人に総合系コンサルティングファームの人がいるのですが、その友人から「こないだ、今関与しているプロジェクトの中で、お前の会社の出しているレポートを使ったわ。」と言われたことがありまして。
その友人から仕事の話を聞いたところ、非常に面白そうだなと感じ、そこからエージェントと会って、色々話を聞いたところ、ワークライフバランスの観点から、総合系コンサルティングファームへの転職を目指すことに決めました。
シンクタンクはそれほど激務ではなかったので、戦略系コンサルティングファームはちょっと厳しいかなと思いまして。(笑)
シンクタンクで身に付けたスキルは通用するも、環境は厳しくなった
―実際に転職してみてどうですか?
概ね、転職して良かったというのがこれまでの所感ですね。
調査の「次」に関われており、自分の幅が広がった気がしています。
また、抽象的にはシンクタンクもコンサルティングファームも、頭の使い方や資料の作り方など、同じ部分が多いので、すんなりと仕事にはなじめました。
ただし、シンクタンクと違って職場の雰囲気の「ピリピリ度」は上がった気がしますね。
もちろん、ファームやチームにもよるのでしょうが。
いわゆる「詰め」が平場で行われているところを見ますし、見ているこっちも嫌な気分になります。
まぁでも、そうやって厳しい環境の中でこそ成長できるとも思いますので、自分がそういう上司に当たっても、ポジティブに頑張ろうと思います。