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戦略&総合コンサルティングファームの労働時間や激務さの実態

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戦略&総合コンサルティングファームの労働時間や激務さの実態

 

本記事では、戦略&総合コンサルティングファームの労働時間の実態についてご紹介する。

現在の転職市場の中でも、特に人気を集めているのがコンサルティングファームだ。

しかし、コンサルティングファームへの転職にあたり、志望者が最も気にするポイントの1つが「労働時間」であると言われている。

「労働時間を気にするような人は、コンサルティングファームに転職しない方がいい」などの声が聞こえてきそうだが、昨今では働き方改革の流れもあり、コンサルティングファームもその影響を受け、どうやらホワイト化しているとの噂もある。

本記事では、そんな戦略&総合コンサルティングファームの激務の実態についてご紹介する。



戦略&総合コンサルティングファームの残業時間

まずは、以下のグラフを見ていただきたい。

こちらのグラフは、OpenWorkの残業時間データより作成した。

*RB:ローランド・ベルガー、DI:ドリームインキュベータ、ADL:アーサーディーリトル、Mck:マッキンゼーアンドカンパニー、Bain:ベインアンドカンパニー、ATK:ATカーニー、BCG:ボストンコンサルティンググループ、DTC:デロイトトーマツコンサルティング、PwC:PwCコンサルティング、EY:EYアドバイザリーアンドコンサルティング、AC:アクセンチュア、KPMG:KPMGコンサルティング

そもそも、残業時間が100時間近いファームが数社見られることに、驚きを隠せない方も多いのではないか。

しかし、これが口コミからわかる実態なのである。

もう少し踏み込んでみると、1位のローランドベルガーから7位のボストンコンサルティンググループまでがを略系コンサルティングファーム、8位のデロイトトーマツコンサルティングから12位のKPMGまでが総合系コンサルティングファームとなっており、戦略系コンサルティングファームの方が総合系コンサルティングファームより残業時間が長い傾向にあることがうかがえる。

実際に、戦略系コンサルティングファームと総合系コンサルティングファームで分類して平均残業時間を計算してみると、みると、戦略系コンサルティングファームの平均残業時間が86.7時間、総合系コンサルティングファームのそれが49.7時間であり、実に37時間もの差がみられる。

総合系コンサルティングファームの49.7時間でさえも、定時帰りの方からすると異常だろう。

戦略系コンサルティングファームは、さらにそれ以上長い86.7時間であり、どこがホワイト化しているのか、理解不能であるという方も多いのではないか。



戦略&総合コンサルティングファームにおける「本当の」労働時間の実態とは

これまで、平均の残業時間について解説してきたが、もう少し広い意味での「労働時間」について解説していきたい。

コンサルタントの「労働時間」は、「①実際のコンサルティング業務に係る時間」に加えて、「②コンサルティング業務を行うのに必要な自己研鑽の時間」にブレイクダウンされる。

実は、「②コンサルティング業務を行うのに必要な自己研鑽の時間」は、OpenWorkで公開されている平均残業時間には含まれていない。

そして、「①実際のコンサルティング業務に係る時間」についても、新卒での就職/未経験での転職の場合、当然であるが平均よりも増えるケースが多いのだ。

以降では、それぞれの時間について、詳しく解説していきたい。

①実際のコンサルティング業務に係る時間

結論から申し上げると、新卒での就職/未経験での転職の場合、「①実際のコンサルティング業務に係る時間」は、OpenWorkで公開されている平均残業時間から1.5倍、酷いケースであれば2倍程度になる覚悟が必要だ。

実はこの「平均」というのが、コンサルティングファームの内情を知らない学生の方や、コンサルティングファーム未経験の社会人の方が錯覚してしまうポイントなのだ。

どんな仕事でもそうだろうが、特にコンサルタントの仕事は、スキルやナレッジによって労働時間が左右されやすい仕事だ。

プロジェクトの設計、プロジェクトのゴールに到達するために解くべき論点の導出、各論点に対する仮説の導出や検証、それらをクライアントに正しくわかりやすく伝えるためのエクセルやパワーポイントを駆使した資料作成など、多岐に渡る。

そして、その多岐に渡る業務を、高品質で遂行することが求められる。

これらを「上手くできる」人にとっては、膨大な時間を割かなくても済むかもしれないが、「上手くできない」人にとっては膨大な時間がかかることになる。

また、「上手くできない」人から「上手くできる」人になるまで、年単位の修業が必要だ。

繰り返しになるが、新卒での就職/未経験での転職の場合、「①実際のコンサルティング業務に係る時間」は、OpenWorkで公開されている平均残業時間から1.5倍、酷いケースであれば2倍程度になる覚悟が必要だ。

ただし、数年の修業を経て、多くの人が「上手くできる」人に成長していくのだ。

つまり、労働時間の平均を上げているのは入社したての方々であり、平均を下げているのは数年の経験のある方々であること、そしてこれから入社する方々の多くは平均を上げる側=労働時間が平均より長い方々になる可能性が高いということだ。

これが、1つ目のOpenWorkで公開されている平均労働時間からだけでは掴み切れない実態である。

②コンサルティング業務を行うのに必要な自己研鑽の時間

繰り返しになるが、「②コンサルティング業務を行うのに必要な自己研鑽の時間」はOpenWorkで公開されている平均労働時間には含まれていない

コンサルタントが担当するプロジェクトは、数ヵ月ごとに内容が変わることが多い。

ついこの間まで、総合電機メーカーの中長期戦略策定プロジェクトにアサインされていたと思ったら、次は製薬メーカーの新規事業策定プロジェクトにアサインされ、その次は自動車メーカーのコスト削減プロジェクトにアサインされ、、、といった形で特に年次が浅いうちはいろんなプロジェクトにアサインされるだろう。

あなたが、総合電機メーカーの経営企画部からコンサルティングファームに転職したとしよう。

上記の例のようにアサインされた場合、1つ目の自動車メーカーの中長期戦略策定プロジェクトでは、確かにそんなに自己研鑽する必要性を感じないかもしれない。

しかし、その次に製薬メーカーの新規事業策定プロジェクトにアサインされたらどうだろうか。

在籍したこともない製薬メーカー、検討したこともない新規事業策定、それでも毎週クライアントのトップマネジメントにプレゼンテーションをしなければならない。

必然的に、膨大な時間を勉強に注がなければならなくなるだろう。



残業100時間以上は当たり前!?やはり激務だった戦略&総合コンサルティングファーム

以降では、コンサル未経験の方が、戦略系コンサルティングファームに入社した場合、どのぐらいの労働時間になるのか、ケーススタディをしてみる。

まず、「①実際のコンサルティング業務に係る時間」について、戦略系コンサルティングファームの平均残業時間である86.7時間だとした場合、かつ未経験の方が1.5倍の時間がかかると仮定した場合、86.7時間を1.5倍すると、残業時間は130時間になる。

これは、ひと月に平日が22日あるとすると、1日当たりの平均残業時間は6時間になることを意味している。

就業規則上の労働時間が9~18時間(1時間休憩)だった場合、18時から6時間残業したとすると、24時になる。

これは、タクシー帰りが当たり前と言われているコンサルティングファームの労働実態に即しているだろう。

そしてこれに加えて、自己研鑽の時間が必要になります。

もし上記の例のように働いた場合、平日の自己研鑽は深夜に行うか土日に行わなければならなくなるのだ。

一日2時間をその時間に当たられたとしたら、毎日9時から深夜の2時までは仕事漬けになるようなイメージだ。

まとめ

いかがだっただろうか。

働き方改革の影響を受けていながらも、戦略&総合コンサルティングファームの労働時間は総じて長いと思われた方が多いのではないか。

一方で、「コンサルティングファームに転職して良かった」という声が、REIWA CAREERのインタビューからも多く聞かれている。

長時間労働に恐れず、ぜひコンサルティングファームの門を叩いていただきたい。

なお、コンサルティングファームを受けるにあたって、おすすめの転職エージェントは以下の通りだ。

転職エージェントによって、保有している案件の状況が異なるため、より多くの転職エージェントに登録しておくことをおすすめする。

また、エージェントに話す前に、もう少しフラットにキャリアについて相談したいという方は、以下の「ゲキサポキャリア」というサービスをご利用いただくのもおすすめだ。

「ゲキサポキャリア」は、いきなり求人を紹介しないことを特徴としており、肩ひじ張らずに相談することが可能だ。

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